肌荒れ中でも大丈夫!きれいな素肌に戻るための5つのポイント
「お肌が美しい」とは、どのような状態だと思いますか?
なんとなく“つるん”としていて、透明感があって、触ったらしっとり…そんなお肌に憧れますよね✨️✨️
きれいな素肌の5つの条件
美しい素肌になるためには、5つの条件が必要だと言われています。
- うるおいがある
- キメが細かく整っている
- ハリがある
- 透明感がある
- 血色が良い
ひとつずつ見ていきましょう😊✨️
①うるおいがある
うるおいがある肌とは
肌の一番外側にある角層が、水分を十分に保持しており、やわらかく、しっとりとした状態のことをいいます。
手で包み込むように触れて、吸い付くようならうるおっているサインです。
お肌のうるおいがなくなる主な原因
- 乾燥・紫外線:空気や冷暖房で水分が蒸発しやすく、紫外線によっても水分が失われます。
- 間違ったお手入れ:洗顔不足、強すぎる洗浄、化粧水だけで終わるケアなどが乾燥を招きます。
- ターンオーバーの乱れ:保湿成分の生成が滞り、乾燥肌の原因に。
- ストレスや生活習慣:血行不良や代謝低下により、肌の水分保持力が低下します。
②キメが細かく整っている

キメが整った肌とは?
お肌のキメとは、皮ふ表面の細かい凹凸(皮丘と皮溝)の並びや大きさのこと。
キメが細かく整っていると、肌表面はなめらかで、毛穴や小ジワが目立ちにくく、化粧ノリも良くなります。
また、肌が光を均一に反射することで、自然なツヤや明るさが生まれ、「素肌が美しい」と感じられる印象に。
💡キメが整っている肌の特徴
- 毛穴が目立ちにくい
- 化粧ノリが良い
- 肌がツヤっぽく見える
- シワ・シミが目立ちにくい
キメの見え方の違い
状態 | 特徴 |
---|---|
キメが細かい | 皮丘がふっくら小さく、皮溝と規則的に並んでいる。 なめらかな肌。 |
キメが乱れている | 皮丘が平らにしぼみ、皮溝が不規則。 乾燥しやすく、ザラつきを感じる。 |
キメの状態をチェックしてみよう

手の甲を見ると、キメの状態がよくわかります。
また、紫外線ダメージを受けにくい腕の内側は、比較的キメが整っていることが多いので、自分の肌の状態と比べてみるのも◎です。
キメが乱れる原因と対策
① 摩擦
クレンジングや洗顔時にゴシゴシこすることで、お肌の表面が傷つきキメが乱れます。
→【対策】洗顔はやさしく泡で包み込むように。コットンやタオルもこすらず優しく使用を。
② 乾燥
うるおい不足で皮丘がしぼみ、皮溝のバランスが乱れます。
→【対策】保湿は“量”も“質”も大切。化粧水のあとに乳液やクリームで油分を補って。
③ 紫外線
ダメージから守ろうとして角質が厚くなり、肌がゴワつきキメが乱れます。
→【対策】日焼け止めの習慣+帽子や日傘で物理的にブロック!
③ハリや弾力がある
ハリや弾力があるとは、もっちりと弾力のある肌で、しわやたるみが少ない状態です。
シワやたるみは、簡単に言うと、真皮の構造が崩れ、皮ふが落ちこむことでできてきます。
お客様のお悩みとしても一番多いです。特にたるみは、コロナ禍でマスク生活が必至となってから、それまで皮ふのお悩みでトップだったシミを抜いて、お悩み第1位となっています。
ハリ・弾力のある肌とは?
もっちりと弾力のある肌は、シワやたるみが目立たず、ふっくらと若々しい印象を与えます。
肌の奥にある「真皮層」がしっかりしていると、肌はポーンと跳ね返るような感触になります。
💡チェック方法:
指先で軽くほおを押してみましょう。
押した指がすぐに戻ってくるなら、弾力があるサインです。
ハリや弾力が失われる原因と対策
① 乾燥
→ 水分保持力が落ちて、肌表面がしぼみ、ハリが失われます。
【対策】朝晩の保湿+日中の乾燥対策(ミストなど)を意識して。
② 加齢
→ コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の量が減少し、構造が崩れます。
【対策】レチノールやペプチド配合のスキンケアでコラーゲンをサポート。
③ 紫外線
→ 紫外線によってコラーゲンが破壊され、弾力がなくなります。
【対策】一年中の日焼け止め+帽子やサングラスも活用して。
④ 糖化(甘いもの・炭水化物の摂りすぎ)
→ 肌のハリをつくるタンパク質が硬くなり、弾力低下に。
【対策】食事の見直しと、抗糖化成分(ビタミンB群・ポリフェノール)を意識して。
⑤ 睡眠不足・生活習慣の乱れ
→ 修復機能が働かず、ハリ成分の生成も滞ります。
【対策】夜10時〜2時の「肌のゴールデンタイム」にしっかり眠ることが鍵。
コラーゲンとエラスチンとは?

コラーゲン:肌の土台を支える構造タンパク質。弾力のもと。
エラスチン:コラーゲン同士をつなぎ、肌に“しなやかな伸縮性”を与える成分。
この2つがバネのような役割を果たし、ハリのある肌を支えています。
④透明感がある
透明感のある肌とは、くすみや濁りのない、明るくツヤのあるなめらかな肌のこと。
白さだけでなく、「光が肌の内側からふんわり透けて見えるような印象」を指します。
💡こんなサインがあれば透明感不足かも…
- 顔全体がどんより暗く見える
- 肌が黄ぐすみしている
- ツヤがなく、ゴワつきやざらつきがある
透明感を損なう原因と対策
① ターンオーバーの乱れ
→ 古い角質が残り、光の透過を妨げてしまいます。
【対策】定期的な角質ケアと、肌に負担のない保湿を。
② 乾燥・紫外線
→ キメが乱れ、肌表面がザラつくとツヤが消えてしまいます。
【対策】UV対策+保湿のダブルケアを基本に。
③ 酸化
→ 皮脂の酸化によって、肌にくすみや黄ばみが生じます。
【対策】抗酸化作用のあるビタミンC・Eを取り入れましょう。
④ 糖化(肌の黄ぐすみ)
→ 食事で摂った糖とタンパク質が結びつき、AGEsという物質が肌を黄ばませます。
【対策】甘いもの・白米の摂りすぎに注意し、抗糖化成分(ポリフェノールなど)を意識。
「くすみ」には種類がある?
くすみのタイプ | 原因 | 特徴 |
---|---|---|
乾燥くすみ | うるおい不足 | 肌がカサつき、明るさがない |
血行不良くすみ | 冷え・睡眠不足など | 青白く、元気がない印象 |
糖化くすみ | 糖質過多 | 肌が黄ばんで見える |
メラニンくすみ | 紫外線 | 肌が全体的に黒ずんで見える |
⑤血色が良い

血色の良い肌とは?
血色が良い肌とは、酸素や栄養がしっかりと行き渡り、自然な赤みやツヤがある肌のこと。
頬や唇がほんのり赤みを帯びていると、イキイキとして健康的な印象を与えます。
💡血色の良さは、肌の「めぐり」がスムーズに行われているサイン。
血行が悪いと、肌はくすみ、ゴワつきや乾燥が目立つようになります。
血行不良による肌トラブル
血流が滞ると… | 肌に起きること |
---|---|
酸素や栄養が届かない | ターンオーバーが乱れる |
老廃物が溜まる | くすみやざらつきが出る |
温かみのない顔色に | 青白く不健康に見える |
▶︎ 血色が悪くなる原因と対策
① 冷え
→ 冷えにより毛細血管が収縮し、血液が肌まで届かなくなります。
【対策】湯船に浸かる・温かい飲み物・首や足元を温める工夫を。
② 睡眠不足
→ 自律神経が乱れ、血流や代謝が低下します。
【対策】夜はリラックスできる習慣を取り入れ、しっかり眠ることが大切。
③ 運動不足
→ 筋肉のポンプ作用が働かず、血流が滞ります。
【対策】軽いストレッチやウォーキングを日常に取り入れて。
④ 姿勢の悪さ・座りっぱなし
→ 長時間の同じ姿勢が血行を悪化させます。
【対策】デスクワーク中もこまめに立ち上がったり、肩を回すなどの動きを。
血色をよくするケアのヒント
- 頬のマッサージや蒸しタオルを活用して温める
- 鉄分やビタミンB群を意識した食事
- 表情筋を動かす笑顔のトレーニングも効果的!
まとめ|今の肌を見つめることが、美肌への第一歩
ここまで、美しい素肌の5つの条件を見てきました。
改めて、あなたのお肌はいくつ当てはまりましたか?
✅ あなたの肌セルフチェック
- うるおいがある:はい / いいえ
- キメが整っている:はい / いいえ
- ハリがある:はい / いいえ
- 透明感がある:はい / いいえ
- 血色が良い:はい / いいえ
2つ以上「いいえ」があった方へ
それは、肌からのサインかもしれません。
今がスキンケアの見直しのチャンスです🌿
🫧 私自身、肌荒れの真っ最中です
実は、私自身もいま肌が絶不調なんです。
ストレスや体調の変化が続いたことで、吹き出物が止まらず、口周りはカサカサ…。
でも、だからこそ気づきました。
大切なのは「理想の肌」と比べることではなく、「今の肌」と向き合うこと。
🌸 今の自分の肌を大切にする
お肌は、正しく向き合ってケアをすれば、必ず応えてくれます。
焦らず、ひとつずつ丁寧に。
今日からまた、美肌づくりの第一歩を始めましょう✨
さあ、鏡の中のあなたに、優しく声をかけてみてくださいね😊
「大丈夫。私のお肌は、きっときれいになるから」
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