美しいお肌の条件とは【鉄則5か条】

美しいお肌の条件 お肌のはなし

きれいな素肌の5つの条件

「お肌が美しい」とは、どのような状態だと思いますか?

美しい素肌になるためには、5つの条件が必要だと言われています。

  •  うるおいがある
  •  キメが細かく整っている
  •  ハリがある
  •  透明感がある
  •  血色が良い

この5つです。ひとつずつ見ていきましょう。

うるおいがある

お肌にうるおいがあるとは、肌の一番外側にある角層が、十分に水分を保持している状態のことをいいます。

お肌が潤いに満たされているかどうか、手で触れてチェックしてみましょう。

手のひら全体で、お顔を包み込むように触ってみてください。お肌がやわらかく、しっとり吸い付くようであれば、潤っているサインです。

お肌のうるおいがなくなる原因

乾燥や紫外線

  • 空気が乾燥すると、お肌の水分が蒸発しやすくなります。外気だけではなく、冷暖房により室内は一年中乾燥しています。
  • 紫外線を浴びると日焼けを起こし、肌から水分が失われます。

間違ったお手入れ

  • 汚れが落ちていない。洗顔不足などでお肌に汚れが残っていると、お化粧品の浸透を妨げます。また、洗顔料のすすぎ残しもNG。30回以上すすぎましょう。
  • クレンジング、洗顔のやりすぎ。洗うときにお肌をこすりすぎていたり、洗浄力の強すぎるものを使っていると乾燥を招きます。
  • 化粧水しか付けない。化粧水はお肌の水分補給ですが、乳液やクリームなどの油分でフタをしなければ逆に乾燥が進んでしまいます。
  • 熱いお湯で洗う。人肌くらいの温度で洗うのが望ましいです。

ターンオーバーの乱れ

  • お肌は生まれたときから水分を保とうとするチカラがあります。あかちゃんのお肌はなんであんなにプルプルなんでしょうか!それは、お肌がもともと持っている保湿成分が満たされているからなんです。お肌の内側の保湿成分は、ターンオーバーとともに作られます。ターンオーバーが乱れると、お肌の細胞が再生されなくなり、乾燥がひどくなります。

ストレスや生活習慣の乱れ

  • ストレスによる自律神経の乱れが、血行不良を引き起こし、お肌のターンオーバーを乱します。
  • 睡眠不足や栄養不足、運動不足や過度なダイエットによってお肌のターンオーバーが乱れます。

キメが細かく整っている

キメが整っているとは、お肌の表面の凹凸が均一で規則正しく整った状態をいいます。

キメが整っているお肌は、肌表面がなめらかで、毛穴が目立たなかったり、シワやシミが目立ちにくくなったり、化粧ノリが良くなったり、明るく輝いて見えたりと、いいことづくめです。

お肌のキメとは皮膚表面の凹凸の大きさや並びの状態のことです。

皮ふの表面はなめらかに見えますが、拡大してみるとたくさんの凹凸があります。その凹凸を、皮丘ひきゅう(皮溝に囲まれ、三角形、ひし形など、多角形に隆起している部分)と皮溝ひこう(肌表面の網目状になっている溝)というのですが、その凹凸の状態のことをキメといいます。

キメが細かい→皮丘がふっくらとしていて小さく、皮丘と皮溝が規則正しく並んでいます。

キメが粗い→皮丘が平らでふくらみがなくなり、大きさも不揃いです。皮溝が一定方向に流れると小じわの原因になります。

手の甲を見てみてください。手の甲はお肌のキメがわかりやすい場所です。また、紫外線ダメージや外的刺激を受けにくい腕の内側などは、お肌のキメが細かく滑らかです。

お顔のキメは肉眼では見えにくいので、エステサロンやクリニックなどの機械で見てもらうのがおすすめです。

キメが乱れる原因

摩擦

  • クレンジングや洗顔の際に、ゴシゴシと強くこすり洗いをすることで、お肌が傷つきキメが乱れます。
  • お化粧品の使用量目安は、摩擦からお肌を守るために定められているものでもあるので、1回の使用量はケチらないようにしましょう。

乾燥

  • 乾燥すると皮丘がしぼんで皮溝の幅が広がったりなくなったりします。

紫外線

  • お肌は、紫外線を浴びると、外的刺激から守るために、余分な角質を溜め込み、お肌の表面が硬く、厚くなります。さらに、日焼けによる炎症が原因で、キメは乱れ手触りはゴワゴワ、ザラザラになります。

ハリや弾力がある

ハリや弾力があるとは、もっちりと弾力のある肌で、しわやたるみが少ない状態です。

シワやたるみは、簡単に言うと、真皮の構造が崩れ、皮ふが落ちこむことでできてきます。

パッとみたときの印象にも関わるので、若々しいお肌の条件としても重要なポイントですね。お客様のお悩みとしても一番多いです。特にたるみは、コロナ禍でマスク生活が必至となってから、それまで皮ふのお悩みでトップだったシミを抜いて、お悩み第1位となっています。

人差し指で軽く頬を押してみてください。

ポーンと指先がかえってくるようであれば、弾力がある証拠です。

ハリや弾力が失われる原因

乾燥

  • 水分量を保持できず、お肌表面のハリや弾力が失われます。

加齢

  • お肌のハリに欠かせないコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の量は、年齢とともに減少し、形も変形するため、真皮の構造が崩れ、皮ふの弾力性が低下します。

紫外線

  • 紫外線のダメージにより、コラーゲンやエラスチンが壊され、ハリや弾力を失います。

ストレスや生活習慣の乱れ

  • 甘いものや炭水化物の摂りすぎで糖化がすすみ、お肌のハリが低下します。
  • 睡眠不足になることで、本来寝ている間に行われるお肌の修復や再生ができなくなり、ハリがなくなります。

コラーゲンとエラスチンって何?

コラーゲンは、お肌の弾力やハリをつくりだします。そして、コラーゲン線維を支えるのがエラスチンです。この2つがお肌のハリをつくりだすバネのような役割をしています。

透明感がある

透明感のあるお肌とは、くすみのない透き通ったなめらかなお肌で、白くツヤがある状態のことです。

くすみとは、お顔全体が本来の明るさよりも暗く見える状態のことです。また、お肌が黄みがかって見えたり、ツヤがなくなったり、ゴワついてきたりしていると、透明感が失われ始めているかもしれません。

くすみの原因

ターンオーバーの乱れ

  • くすみの最も大きな原因と言われている、ターンオーバーの乱れとは、約28日で起きるお肌の新陳代謝、皮ふの生まれ変わりの周期がうまくいかず、古い角質(垢)がはがれ落ちずにお肌に残ったままになります。すると角質層が厚くなり、光が透過しにくく、くすんでみえます。
  • ターンオーバーが乱れて、お肌の中に蓄積されたメラニンがくすみの原因になります。

乾燥、紫外線

  • 乾燥紫外線によって、お肌のキメが乱れツヤがなくなることで、光が乱反射し、くすんで見えます。

酸化、糖化

  • 皮脂が酸化することにより、お肌はくすんで見えます。
  • 体の中のタンパク質が糖と結びつくことでAGEs(エイジズ)という物質が発生します。これが糖化です。AGEsは褐色をしています。これが蓄積すると、お肌は黄色くくすみます。

血色が良い

血色が良いとは血液が巡っており、お肌のターンオーバーがスムーズな状態のことです。

お肌の血色がいいと、頬や唇が赤く色づいて、イキイキとしていて健康に見えますよね。つまり、血行が良く、お肌のすみずみにまで酸素や栄養がいきわたっているということです。

お肌の血行が悪くなる原因

冷え

  • 冷えは万病の元という言葉もある通り、お肌にとっても大敵です。お顔が冷たいと、代謝が悪くなります。代謝が悪いということは、ターンオーバーが正常に行われなくなり、お肌がゴワゴワしたりザラついたり、硬くなったりします。
  • 皮ふは、毛細血管というとても細い血管から酸素や栄養をもらっています。冷えると血流が滞り、お肌に必要な酸素や栄養が行き渡らなくなります。

睡眠不足や運動不足

  • 睡眠不足によって、自律神経が乱れ血流が悪くなります。
  • 座りっぱなしでの作業や、ずっと同じ姿勢でいることで、血流が滞ります。

まとめ

きれいな素肌の5つの条件をみてみました。

今のあなたのお肌はどうですか?

  •  うるおいがある
  •  キメが細かく整っている
  •  ハリがある
  •  透明感がある
  •  血色が良い

いくつ当てはまりましたか?

ちなみに私は現在お肌がボロボロの状態です。

ひどくストレスを感じる出来事が立て続けに起こり、みるみるうちにお肌が荒れてしまいました😢

ニキビや吹き出物は毎日のようにできるし、口周りはどんなに保湿してもカサカサカサカサ😢

現在進行系でスキンケア迷子になっています・・・

しかし、お肌を変えるためには、今のお肌の現状を知ることが大切です。

「今の」お肌に合わせたスキンケアをしていく必要があります。

現実に向き合うのは勇気がいりますが、必ずお肌はキレイになります。

さあ!ぜひ、鏡であなたのお肌をよく見てあげてください。

お肌を美しく育てていく第一歩を踏み出しましょう!

わたしも、もう一度ゼロから、美肌への道を歩んでいくぞ!

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