屋内プールでもシミができる?知らないと怖い紫外線の影響
「屋内だから日焼けしないし、紫外線対策はしなくても大丈夫!」と思っていませんか?
実は、屋内プールでも 紫外線を浴びてシミができる危険性 があるんです。
窓から入り込む紫外線、プールの水面や壁からの反射、さらには目からの紫外線による影響など、見えないところで肌にダメージが蓄積されている可能性も…。

シミ専用の美容液を毎日ちゃんと使っているのに、新しいシミができた‼️どうして!?
本日お客様からご質問をいただきましたので、一緒に生活習慣のどこに原因があるのかを探していました。
シミ専用の美容液を毎日朝晩2プッシュずつ使って、量も問題なし。
マッサージクリームも使って、代謝のケアも抜かりなし。
日焼け止めもしっかり使っている。
ところが、【日課のプール通い】
このときの紫外線対策に、原因のひとつがありそうでした。
発見がたくさんあったのでまとめてみます👀
原因1:屋内プールの窓から入る紫外線【UVA】が肌を壊す

屋内プールでも 大きな窓や天窓 がある場合、そこから紫外線(特にUVA)が入り込みます。
「泳ぐし、日焼け止めも流れるから」と、日焼け対策をしていないと、シミを作る原因になってしまいます💦
【窓から入ってくる紫外線量の目安】窓際10センチ、屋外の紫外線が100%としたとき、
- ガラス越し直射日光:約60%
- 曇り空の日光:約30〜50%
- 雨の日の日光:約30%
窓際から1メートルのところで約5〜10%の量と言われています。
また、窓ガラスはUV‐Bの99%をカットしてくれます。
室内へ侵入する紫外線の種類は、ほとんどがUV-Aです。
UVAとは?わかりやすく解説!
紫外線には UVA・UVB・UVC の3種類がありますが、特に UVA(紫外線A波) は 「シワ・たるみ・シミの原因」 になる紫外線です。
☀ UVAの特徴
✅ 肌の奥まで届く(真皮まで浸透)
→ 肌のハリを支える コラーゲンやエラスチン を破壊!シワやたるみの原因に。
✅ 曇りの日や室内でも降り注ぐ
→ ガラスを通過するため、屋内や車の中でも浴びている!
✅ じわじわダメージを与える
→ UVBのように赤く焼けないけど、肌の奥でシミを作る ので注意!
☀ UVAとUVBの違い
UVA(紫外線A波) | UVB(紫外線B波) | |
---|---|---|
肌への影響 | シワ・たるみ・シミの原因 | 赤く日焼け・皮膚がんの原因 |
肌に届く深さ | 真皮(肌の奥まで届く) | 表皮(肌の表面に影響) |
痛み | なし(じわじわ影響) | あり(ヒリヒリ焼ける) |
ガラスの影響 | 通過する(室内でも注意) | 通過しない(屋外で影響) |
※UVCはオゾン層に吸収されるため、地表には届きません😊
☀ UVA対策はどうすればいい?
🔹 PA値の高い日焼け止めを使う(PA++++推奨)
🔹 屋内や車の中でも日焼け止めを塗る
🔹 UVカット効果のあるサングラスや服を活用
🔹 日傘や帽子で直接の紫外線を防ぐ
「曇りの日や室内でも紫外線対策が必要!」
UVAは 見えないところでじわじわお肌を老化させる ので、しっかり対策しましょう! 😊✨
原因2:水面やタイルの反射で下からも紫外線を浴びる
屋内プールでは、 水面やタイル に反射し、通常よりも 下からの紫外線 を浴びる可能性があります。
紫外線の反射率一覧
環境・物質 | 紫外線の反射率(%) | 特徴・影響 |
---|---|---|
新雪(雪の上) | 約80% | 紫外線が大きく反射し、冬でも日焼けしやすい |
砂浜(白い砂) | 約20〜25% | 海辺は紫外線の影響が強く、日焼けしやすい |
水面(海・プール) | 約10〜20% | 下からの紫外線で二重に浴びるリスクあり |
コンクリート・アスファルト | 約10〜15% | 都市部でも地面からの照り返しで焼ける |
芝生・草地 | 約1〜10% | 反射は少ないが、長時間いると影響を受ける |
土(畑・グラウンド) | 約10% | 乾燥した土ほど反射が強くなる |
水面(湖・池) | 約5% | 海やプールよりは低いが、反射の影響あり |
木陰(木の葉の下) | 約10〜20% | 直射日光は避けられるが、紫外線は届く |
屋内(窓ガラス越し) | 約50%(UVAのみ) | ガラスはUVBを防ぐが、UVAは通過する |
下からも紫外線を浴びてしまうので、顎や首、目の下など、普段あまり日焼けしない部分にも影響があります💦
⚠️ 対策:ウォータープルーフの日焼け止め+ラッシュガードでガード
原因3:目から入る紫外線がシミのもと(メラニン)を増やす指令を出す!
目から入る紫外線がシミになるのは、紫外線が角膜を炎症させ、その炎症が脳に伝わり、メラニンの生成を促すからです。
目から入る紫外線がシミになるメカニズムは脳にあり!
👁 目に紫外線が入ると…
目に紫外線(UVA・UVB)が当たる と、目の奥の 角膜 が「紫外線が来た!」と感知します。
🔹 すると、角膜は 「脳にSOS信号」を送る のです!
🧠 脳「体を守らなきゃ!」と勘違い
目からのSOS信号を受け取った脳は、こう考えます。
「紫外線が来た!これはヤバい!」
「肌を守るために、メラニンを作れーーー!!」
脳は「目が紫外線を浴びた」と「肌が紫外線を浴びた」を区別できない のです。
そのため、 日焼け止めを塗っていても、メラニンが増えてしまう ことに!💦
🎨 メラニンが増える → シミの原因に!
🔹 メラニンは本来、紫外線から肌を守るために作られる 色素です。
🔹 でも 過剰に作られると、肌のターンオーバーで排出しきれず、シミとして残ります。
結果… お肌に、シミができやすい状態になってしまいます!! 😨
⚠️ 対策:UVカットのゴーグルやサングラスを活用
原因4:塩素が肌バリア機能を低下させる!
「プールに入ると肌がつっぱる…😣」「なんだかカサカサする…💦」と感じたことはありませんか?
それは、プールの消毒に使われる塩素(カルキ)がお肌に与える影響のせいかもしれません。
塩素(カルキ)のお肌への影響
✅ ① 肌のバリア機能を弱める 🛡
プールの水に含まれる 塩素(カルキ) は、肌を守る皮脂や天然保湿成分を奪ってしまう!
👉 結果:肌が乾燥しやすくなり、外部刺激を受けやすくなる
✅ ② 肌の乾燥・かゆみの原因に 💦
皮脂が落ちることで、肌の水分が蒸発しやすくなる。
👉 結果:肌がカサカサ、かゆみや粉ふき肌の原因に!
✅ ③ シミやくすみの原因になる ☀
肌のバリアが弱まると、紫外線ダメージを受けやすくなり、シミやくすみの原因 に…。
👉 結果:日焼けしやすくなり、シミ・肌老化が加速
✅ ④ 肌荒れ・アトピーを悪化させることも 🤕
敏感肌やアトピーの人は、塩素が刺激になって赤みや炎症を引き起こすことも💦

肌バリア機能の低下や、塩素による乾燥の影響で、お肌のターンオーバーが乱れて、シミが残りやすくなります。
⚠️ 対策:プール後の保湿ケアを徹底!
まとめ:屋内プールでも紫外線&肌ダメージ対策を!
屋内だからといって油断していると、知らないうちに 紫外線を浴び、シミの原因を作ってしまう ことがあります。
しっかり対策して、美肌をキープしましょう!
✅ ウォータープルーフの日焼け止めを塗る
✅ ラッシュガードや長袖の水着を活用
✅ UVカットゴーグルやサングラスを使う
✅ プール後はしっかり保湿&美白ケア
この情報がお役に立ちましたら嬉しいです💕
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